リウマチ膠原病患者さんへの新型コロナウイルスワクチンに関して

2021年2月17日

現時点(2021年2月)

免疫抑制剤を内服しているリウマチ膠原病患者さんにおきまして

新型コロナに対するワクチンの接種をお勧めしています。

ワクチンに対して不安が大きい患者さんにつきましては受診時に相談いただければと思います。

(具体的な接種スケジュールに関しては現状不明です。)

 

効果に関しては、予防効果約95%と高いです。(インフルエンザワクチンは約50%)

 

副作用に関しては

①接種部位が数日赤く腫れていたくなる(痛み止めを飲むほどではないぐらいの場合が多い)。

②接種日当日または翌日に、特に1回目より2回目接種の時に、微熱、倦怠感、筋痛、頭痛が起こる。

(つらい場合解熱鎮痛剤を内服すれば改善する。)

これは副作用というよりワクチンの効果を体が学習するためにおこる一時的な免疫反応であり心配はありません。

 

リウマチ学会の見解は以下のようです。ご参考ください。

新型コロナウイルス(COVID-19)ワクチンについて(患者様向け情報) | 一般社団法人 日本リウマチ学会(JCR) (ryumachi-jp.com)

新型コロナウイルス(COVID-19)・ワクチンについて(医師向け情報) | 一般社団法人 日本リウマチ学会(JCR) (ryumachi-jp.com)

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